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【チェックリスト】老後の3つの関所を通るのに必要な通行手形とは?

江戸時代に主要な街道には関所があったことをご存知でしょう。
その関所を通してもらうためには通行手形というものが必要でした。

「通行手形」はアナロジーとしていろいろと使えそうですが、人生という街道を歩いている私たちにも通行手形が必要ではないでしょうか?言うまでもありませんが、人生100年時代というとても長い街道を歩いているのですから。

あなたが、超高齢社会にある大きな3つの関所を通過できるかどうかwebチェックリストでチェックしてみませんか?
関所で立ち往生して困ることを予め回避することができますよ!

🛡️ 老後に通過しなければばらない3つの関所とは? 🛡️

第一の関所 身体能力の低下
第二の関所 認知能力の低下
第三の関所 死

【認知】あなたの得点は100点満点中何点?

webチェックリストはこちらから
下に隠れている部分がありますから、スクロールしてチェックしてください。
チェックすると、ダウンロードできるPDF版チェックリストをプレゼント!

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STOP!!

以下は上のwebチェックリストをやった上でご覧ください

老後のことを考える大前提

🔥将来の家族と自分が今の家族と自分のままではない

🔥将来の家族と自分は今よりも身体的にも精神的にも弱くなっている

1.【検討】加齢のリスク

チェックリストの得点(Resultの最上段に得点が表示されています)が悪かったとしても、今気づいてよかったではないですか!

あなたが通行手形を今のうちに手配しておいた方がよいと思ったのであるならば、この後の解説をお読みいただいて、早速着手してください。

まずは、加齢のリスクを認識しましょう。下の図の成長曲線をみても、今までできていたことがやがてできなくなる時が来るのは明らかです

もう少し具体的に想像してみてください。
左側が現在の自分で右側が20年後の自分だとします。

❓20年後の家族と自分にはいったいどのような能力が残されているのか?
❓どのような生活をしているのか?
❓その時にどのようなサポートが必要なのか?


いつまでも若いつもりで将来を考えてはいけません。
杖をついて歩いているかもしれず、認知症になっているかもしれず、あるいはすでに死んでいるかもしれないのです

そんな状態のあなたの家族とあなたが通りかかるのが老後の3つの関所です。

 

2.【検討】老後には大きな関所が3つある

老後の関所を通過するにはやはり通行手形が必要となります。
この関所を通過する時の家族と自分の状態を想像してみてください。

第一の関所 病院のベッドに寝たきりの状態
第二の関所 認知症となっている状態
第三の関所 死んでいる状態

このような状態に陥ってしまうと、今までのように何でも自分でしたいようにすることはできません。従って、最期まで自分がしたいことをしたければ、通行手形の要件として、次の3点が必要となります。

①ライフプラン(自分がしたいこと)があること

②助けてくれるサポーター

③サポーターへの法的な権限の授与と意思の表明

(実は4点目に必要であるのはお金ですが、今回はお金はあなたがお持ちであることとして話を進めます。)

この3点が老後に通過する3つの関所を通過する際に必要な通行手形です。チェックリストで チェックしたのは、その通行手形の手配の状況だったのです。

第一の関所と第二の関所は必ず通過するというわけではありませんし、その順番はどちらが先かわかりません。また同時に通過しなければならない場合もあります。 ですから、これに備えておくのは保険を掛けるようなものだと考えてください。

3.【検討】通行手形の要件その1:ライフプラン(自分がやりたいこと)があること

あなたが残された人生においてやりたいこと、やり残したくないことは何でしょうか?
それがライフプランです

やりたいことは生活の質(Quality of Life:QOL)を上げることばかりを考えがちですが、下げないことも重要です。特に現在のQOLに満足している人にとってはです。QOLを上げて下げないライフプランを考えましょう

もし、すぐに思い浮かばないのであれば、考えてみてください。それは必ずしも自分のことではなく、家族のこと、あるいは友人・知人のことかもしれません。

(QOLを上げる要因例示)
グルメ、旅行、趣味、家族、リフォーム、社会貢献等々

(QOLを下げる要因例示)
不安、孤独、病気、介護、終末期医療、死等

すぐに思い浮かばないのであれば、考えてみてください。それは必ずしも自分のことではなく、家族のこと、あるいは友人・知人のことかもしれません。

3つの関所はQOLが下がるタイミングにあります。
通行手形はQOLを下げないための備えです。
「えっ!もう?」
「まさか…」
老後にこのようなことは言いたくありませんよね

人生でやり残していることを確認したいのであれば、Happy Ending カードをプレイしてみてください。

☞ Happy Ending カードとは?

やりたいことがあるからこそ、老後の3つの関所を越えるための通行手形を手配する必要があるのです。

4.【検討】通行手形の要件その2:サポーター

サポーターとは、困った時に助けてくれる人です。

🎯困った時にはあなたは頼めない状態にあるかもしれない! (手遅れ…)

👉予め頼んでおいた方が賢明!

あなたは誰に助けてもらうつもりですか?
そもそも、選ぶのか?選ばれるのか?

あなたは3つの関所で困っている人を誰でも助けてあげたいと思うでしょうか?あなたが、誰かからサポートを頼まれる立場になって考えてみてください。

サポートする側には大きな手間と費用に対する心配が生じます。

このように、助けてもらわないと困る立場から考えると、自分がサポーターを選ぶというよりは、いかにして選ばれるかということが問題なのです!

あなたのサポーター候補者は下の人助けのマトリクスによってあなたをサポートするか否かを判断します。
サポートしてもらいやすい条件を用意しましょう。
縦軸は義理、横軸はお金です。

<1>義理

義理は、言い換えると返報性の問題となります。

相手があなたに義理を感じる程度は、ひとえにあなたからどれだけ恩恵を受けているかによります。それが十分でなければ、子どもだからとか、親戚だからと言うだけでだけで引き受けてくれるとは限りません。

これまで返報性を期待できるような付き合いをして来なかったという場合は、これから厚くすればよいのです。返報性が期待できるだけの気持ちをサポーター候補者に提供し続けましょう。

<2>費用と報酬

義理の薄さをカバーするのに必要なのはやはりお金です。
地獄の沙汰も金次第だと言うではないですか。
子どもや親戚は血が繋がっているからやってくれるのは当然だと思うのは身勝手というものです。

依頼する側として、遠い親戚や血縁がない知人・友人にお願いする場合に、受託者に費用を負担させないことは最低限のマナーであり、その上に応分のお礼(報酬)を支払うのは当然のことです。

費用と報酬を用意した上で、サポーター候補者と交渉します。

*費用と報酬の支払い方はいろいろ考えることができます。

5.【検討】通行手形の要件その3:法的な権限の授与と意思の表明

サポーターが決まったとしても口頭での約束ではお互い心許ないだけでなく、公的機関、金融機関、病院、介護施設など第三者に対抗することはできません。そこで、サポーターに法的に有効な権限を授与し、自身の意思の表明を行う必要があります。

<1>3つの関所を通る際に何をサポートしてもらう必要があるのか?


その3つの関所を越える際に必要なサポートは下の図の通りです。

代行:本人の体の自由が利かない場合、判断は本人がしますが、銀行や役所に手続きにいくなどの実務を代行してもらう必要があります

身上監護、財産管理:本人の意思能力の低下した場合は実務行為だけではなく、判断からサポートしてもらう必要があります。身上監護とは本人がなすべき法律行為、財産管理は本人の財産を処分・保全を行うことを指します

医療に関する選択
①代諾者:本人が医療行為の同意をすることができない際に、代理して諾否を行う人を決めておきます
②尊厳死:植物人間状態になった場合に人工的な延命治療をするか否か意思表示をすることができます

遺体の引き取り等
①代諾者:本人が医療行為の同意をすることができない際に、代理して諾否を行ってもらう必要があります
②尊厳死:植物人間状態になった場合に人工的な延命治療をして欲しく亡い場合には、その意思を宣言しておく必要があります

相続財産の配分:法定相続人に法定相続割合以外で相続させたければ遺言が必要となります。3つの関所を通過するのをサポートしてくれる人に報酬として使うと効果的です

金銭保証:病院・介護施設等から入院・入居に保証人を求められた場合に保証人を見つけて保証人が病院・介護施設と保証契約を締結する必要があります

<2>3つの関所を越えるために必要な法的な権限授与と意思の表明は?

本人が意思能力を有している間であれば公正証書で契約をしておくことができます。

🔹 セットとありますが、必要な契約は人によって異なります。
🔹 公正証書とは公証人が作成する信用度が最も高い契約書です。
🔹 医療の事前指示書と遺言は契約ではなく本人の意思表明です。
🔹 金銭保証は入院や介護施設への入所など必要が生じた際に契約しますが、予め保証をしてくれる人を決めて依頼をしておく必要があります。

6.【決断】通行手形の手配の要否

チェックリストからスタートした老後の3つの関所を通るのに必要な通行手形についてご案内しました。

Q1.あなたの家族とあなたにとって必要な通行手形があったでしょうか?

  YES / NO

Q2.Q1がYESの場合、通行手形の手配はいつしますか?

  今すぐ / そのうち

あなたの人生ですから、その判断はあなた次第です。
しかし、いずれにしても、通行手形の要件の一番であったライフプランを考えて見てください。どれだけ時間が残されているのかわかりませんが、一度きりの人生ですから、後悔しないようにしておきたいものです。

公正証書5点セットの作成など、通行手形の手配については下のフォームから弊協会にご相談ください。
初回の相談は無料です。

一般社団法人 日本Happy Ending 協会に相談する!

ライフプランを考えてみたいと思った人は、Happy Ending カードを試してみてください。やっておかないと後悔することが見つかります!

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要約すると

老後の3つの関所を通るために必要なことは以下の通りです。

1.チェックリストを使って、老後の3つの関所を通るために家族と自分に必要なこと(通行手形)をリストアップする。

2.サポートしてくれる人を見つけて、義理を作る

3.サポートしてくれる人に費用と報酬を準備する

4.サポートしてくれる人に権限を授与する公正証書を作成する

5.自分の意思を表明するための公正証書を作成する。

6.サポートしてくれる人と円満な関係を創る

7.3つの関所を通る際には公正証書にある契約に基づいてサポートを求める

🎯元気で意思能力がある間に通行手形を用意する!先送りしない!

🔔老後の3つの関所に対して通行手形を用意したあなたは、老後のQOLを大きく下げるリスクへの不安が解消した結果、のんびり、のびのび、気分のよい老後を送ることができます。