B.セカンドライフプランニング

WHY? 家のリフォームのタイミングは人生のリフォームのタイミング?

なぜ、家のリフォームをしようとするのでしょうか?

洋服を毎日のように替えるのとは少し違います.。長い時間そこで過ごす住まいは住人の気分に大きな影響を与えます

住まいのリフォーム(住み替えを含む)は住人の気分を大きく変えることができます。

一方、住まいが醸し出す気分はその住人自らが長い時間をかけて創りだして来たものです。その住人が住まいをリフォームしようとしたとすれば、自分が創りだした住まいから来る気分を自ら変えようとしていることになります。

このように考えると、住まいのリフォームは手段のひとつであって、主たる目的は気分を変えるために人生のデザインをリフォームすることにあると言えます。

ここで問題なのは、住人自身に人生をリフォームして気分を変えたいという主たる目的が意識されていない場合が多いということです。その場合、千載一遇の人生のデザインのリフォームのチャンスを失うことになります。

<課題>
課題1:住人は住まいをリフォームする際にどうやって人生のデザインのリフォームのチャンスに気づくことができるのか?

課題2:住人が望む人生のデザインをどのような方法で描き出すのか?

住人にはわからない?
そうです。無意識下にある主目的を認識していない場合が多いからです。

まずは、Happy Ending カードNo.B-3「住宅の見直し」を起点にしたこちらの動画を観てください。

 

この動画を観て何を感じましたか?

1軒目のリフォーム業者は、リフォームを主目的とすることを前提としたセールスでした……
2軒めのリフォーム業者は、少し違いましたね。充子さんが気づいたことは何だったでしょうか?リフォームに関連して考えておいた方がよいことがいくつもあることに気づいたようですね。

それも大事です!

さて、充子さんはさらに、無意識下にあった自分の主目的に気づくでしょうか?リフォームをするにしても主目的を意識した上でするのとしないのでは効果が大違いです

まずは、リフォームのデータを見てみましょう

データ:リフォーム需要

① 売上高 2022年
住宅年間受注高 3兆9200億円 対前年比4.6 %増
受注件数 7,404,123件 対前年比、13.8 %増

☞ 手段としての住宅のリフォームは増加傾向
☞ リフォームの主目的を捜している人も多い

②リフォームする住宅の平均築年数

築30年以上 32.1%
築25年以上 30年未満 14.5%
築20年以上 25年未満 19.3%
築15年以上 20年未満 17.0%
築10年以上 15年未満 17.1%

☞ リフォーム需要は必ずしも築年数の大きな住宅とは限らない
☞ 人生のデザインをリフォームして気分を変えたい人は少なくない

③世帯主の契約時の年齢
80代以上   0.8%
70代       16.2%
60代       20.7%
50代       17.6%
40代       19.4%
30代       16.4%
20代       7.8%
20代未満     1.1%
☞ リフォーム需要のピークは世帯主が60歳代
☞ サラリーマンの定年は気分を変えるひとつの契機
④リフォームの際の同居家族
配偶者・パートナー   74.6%
子供          41.0%
孫・ひ孫        1.7%
両親          13.4%
兄弟姉妹        1.0%
祖父母         0.5%
その他・不明      1.0%
該当者なし       15.8%
☞ リフォームを行うのは同居家族がいる世帯が圧倒的に多い 80%以上
☞ リフォームは自分のためにするものではないかもしれない?
*リフォームは規模の大小はあるものの、年間740万件という件数であり、かつ増加しています。
*リフォームをする年齢は様々であるものの、やはり50代〜70代がメイン

リフォームをしようと思い立った原因

すまいのリフォームについて限定して考えたとしても、リフォームをしようと思い立った原因をきちんと認識しておいた方がよいでしょう。

原因はひとつとは限りません。原因を正しく認識しておかないと、リフォーム自体の要件定義ができません。

何が原因だったのでしょうか?あるいは気づいていなかった視点があればチェックしてください
これはリフォーム(住み替え)の要件を定義するための出発点となります
□ 建物の機能の修復
□ 建物の機能の向上
□ 住まいの立地・環境(駅からの距離、バリアフリー)
□ 世帯構成の変化への対応(子どもの独立、親との同居、配偶者の死亡等)
□ 家族の健康の状態の変化・将来の変化への対応(療養・介護)
□ 安全性への配慮(地震、風水災、火災、事故・犯罪等)
□ 老後の生活費を総合的に判断して
□ 相続
そして、このような要素(デザイン)を変えたいと思った主目的も考えてみましょう

リフォームの選択肢

まず、リフォームを前提としない選択肢を上げた上で比較考量する必要があります主目的を達成するためにどど選択肢が適切か比較検討します
A.現在の住まいをリフォームする
B.転居
 B-1.新規の住宅購入
 B-2.賃貸住宅

 B-3.サービス付き高齢者住宅等介護施設

C.リフォームせずに今のまま住み続ける

住まいをリフォームしようとしたタイミング

なぜ、リフォームをしようと思ったのかという点に加えて、なぜ今リフォームをしようとしているのでしょうか?

80代でリフォームする人はほとんどいません
リフォームはその後ある程度の期間住み続けることを前提としています。

理由①
余命がわからない以上、長くリフォームの気分を味わうためには早く施行した方がよいから

理由②
リフォーム後長く住まないともったいないから

余命宣告されてからリフォームを検討しても間に合いません……

このように、リフォームをする人はある程度の年齢に達しているものの、今後の人生をよりよく生きようという意欲と能力を有している状態にあるのです。

この住まいのリフォームは相当程度余裕を持ったタイミングで行われることは重要です!というのは、リフォーム以外の人生のデザインの変更も間に合うタイミングであるからです。

リフォームのタイミングはその後の人生のライフデザインをリフォームするの絶好のチャンスなのです!

住まいのリフォームを思い立った際に、人生のデザインのリフォームを行う

住まいのリフォームを主目的だったと思っていたかもしれませんが、
それが手段に過ぎないことに気づけばラッキーです。
人生のデザインも合わせてしっかりとリフォームすることができるからです。

何のためにリフォームしようとしたのかしら?
それを考えるだけでも楽しいと思いませんか?

住まいのリフォームを思い立った際には100年の人生を俯瞰したライフデザインを合わせて考えましょう!


(Happy Ending カード NO.B-3 「住宅の見直し」)

もちろん、逆のプロセスも大いにありです
100年の人生を俯瞰したライフデザインを創った結果、住まいのリフォームあるいは住み替えが人生のデザインの一環としてクローズアップされるのです。

<課題の解決策>
冒頭に掲げた2つの課題に対する解決策です

1️⃣ リフォーム、不動産を業とする人は、ライフデザインのリフォームを本業のリフォーム(住み替え)の一環として、人生のデザインのリフォームを合わせて提案することが可能であるし、すべきです!

2️⃣ タイミングはリフォーム前がベストですが、リフォーム完成後のサービスとしても喜ばれるはずです

3️⃣ ライフデザインのリフォームはHappy Ending カードを使用します

HOW? 人生のデザインをリフォームする方法

人生のデザインのリフォームを考えるにあたっては、必要なことは以下の2点です
1️⃣ 検討すべきフレームが漏れなく揃っていること
2️⃣ 検討すべきフレームに対して合理的に意思決定することができるプロセスがあること

そのふたつの要件が揃っていれば、何でもよいのですが、
ひとつの選択肢としてHappy Ending カードを体験することをオススメします。

詳しくは ☞ Happy Ending カード体験会