食事をするためにレストランで席に着きましたが、注文しようにもメニューがありません。店の人に「メニューをください。」と言ったところ、
「当店にはメニューがありません。」……と言われてしまいました……
メニュー(献立)のないレストランで食事を注文するのは容易ではありません。
食前酒、前菜、メイン、チーズ、デザート、ワインなどが一覧の下に見ることができ、かつ順番に並べられているメニューは、見るだけで楽しいものであり、レストランで注文をする際にはなくてはならないものです。
現役時代 組織から提示されていたメニュー
メニューはレストランの献立に限りません。
一覧表かつ手順書であるメニューはあらゆることに対して意思決定をする際の指針であり、選択肢となるものなのです。
何か思いつきますか?レストランの注文以外でメニューが用意されていないと困ることを……
もし、あなたがサラリーマンであったとしたら、仕事を遂行する上での選択はさほど難しくはなかったでしょう。
今まで意識をしていなかったかもしれませんが、組織が作成したメニューに従って選択することができたからです。それらは、雇用契約、就業規則、年度の予算書、人事異動の発令等によって組織から提示されていたはずです。
<組織のメニュー>
・仕事の内容
・目標値
・勤務地
・人事
・評価
・報酬
・定年
サラリーマンとしての苦労があったと思いますが、その目標の達成度合いは別にして、少なくともメニューを作る必要はなかったのです。
しかし、定年を迎えると今まで所属していた組織が提示するメニューがありません。そして、組織が提示してくれたメニューの有り難みに気づくことになります。
今度は家族からメニューはないのかと尋ねられる側に回ることになります。メニューのない家庭もうまくいかないので、自分で人生の献立を考えて、メニューを書かなければなりません。
定年後、セカンドライフのメニューはどこに
セカンドライフのライフプランニングをやっている人が少ないことをお伝えしました。
人間のDNAからすれば、ライフプランを作って計画的に生きるのは言うは易し、行うは難しです。むしろ、その日暮らしを送りつつも大過なく過ごせるのであれば、それに越したことはありません。
しかし、さすがに何も考えなくてもよいということではありません。
少なくとも、大きなやり残しがないようにしたいとか、大きな落とし穴にははまらないようにはしておきたいとは思いませんか。
(やり残したジグソーパズル、埋まっていない箇所がやり残し、もしくは落とし穴になるかも……)
そこで、やはり自分の人生のメニュー作りをした方がよいとは思ったものの、何から手を付けたらよいのか見当がつかないという人が少なくありません。
そこで、まずセカンドライフの人生のメニューを創るのに必要な条件をあげてみましょう。
人生のメニュー創りに必要なこと
1.大きな漏れがないこと
一回しかない人生ですから、最期にこれが漏れていたとか、あれをやっておくべきだった~などと後悔はしたくないですよね。実は人生のメインデッシュが欠けていた!?などということがないように、人生のメニューの材料は漏れがないように集める必要があります。
2.メニューの作成が容易かつ短時間でできること
メニュー創りにどれくらいの時間を掛けるつもりですか?
1ヵ月?3ヵ月?半年?
そのような調子ではおそらく完成しないでしょうね。
とりあえず、せめて一日で創るくらいのつもりで着手したらいかがでしょう。
メニューの作成自体に時間をかけるのは人生がもったいないです。
メニューを実行することに貴重な時間を使うべきです。できるだけ容易に作成する手段を選びましょう。
3.自分で選んで決めること
納得感のないメニューでは実行に対する熱意がわきません。第三者のサポートを受けることは有益ですが、あくまでも自分で考えて自分で決めなければなりません。自分で納得して決めるプロセスを踏むことが大事です。
4.柔軟に見直し・変更ができること
人生100年時代、長い人生ですから、メニューは一度作成してお終いではありません。自分の価値観、環境の変化等に講じて柔軟にメニューは見直して、書き換えが出来るような仕組みを選びましょう。
人生のメニュー作りをサポートするHappy Ending カード
下記の通り、Happy Ending カードが人生のメニュー創りをサポートします。
1.人生のメニューを49枚のカードで網羅します。
Happy Ending カードは、人生の様々なイベントを現す49枚のカードを使ってプレイするカードゲームです。49枚のカードとこれらのカードから連想するイベントを考えると選択肢に漏れはないはずです。
2.メニュー(チェックシート)の作成が容易かつ短時間にできます。
Happy Ending カードのルールのロジックに従ってプレイすれば、容易かつ短時間(約半日)で人生のメニューであるチェックシートを作ることができます。
3.自分で選んで決めるカードゲームです。
Happy Ending カードのプレイのロジックは意思決定ファネル(漏斗)です。
4.柔軟に見直し・変更をすることができます。
カードゲームですから、何回でもプレイすることができますし、メニューとしてのチェックシートも修正することも、新たに作成することも容易です。
少なくとも年に一回、誕生日とか正月のようなタイミングで定期的にHappy Ending カードをプレイすることをオススメします。
一度、人生ドックとしてご自分でHappy Ending カードのプレイを試してみてください。気づかなかったリスクに気づくかもしれません。
Happy Ending カードはHappy Ending プランナーがオンラインのウエビナーにお申し込み下さい。
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・メニューがないレストランで料理を選ぶことはできません。
・セカンドライフ(定年後)のメニューを創るのは自分しかいません。
・メニュー創りのサポートがあれば、作業は容易です。
・一度作ったメニューも定期的に見直して柔軟に変更できる仕組みが必要です。
・Happy Ending カードをプレイすると容易に納得感のあるメニューができます