How? Happy Endingのために

新年の抱負を考える前にすべきこととは?バケットリストをご存知?

まずは、こちらの動画をご覧ください(4分26秒)

新年の抱負よりもバケットリストにしよう! from 日本Happy Ending 協会 on Vimeo.

正月に新年の抱負が浮かんできますか?

新年にやりたいことがありますか?
生きている限り、何かしていることに違いありません。
問題はそれが自分が本来やりたいことであるのか否かです。

お金を稼ぐことはやりたいことには入りません。
お金は何かやりたいことのために必要なモノもしくはコトと交換する手段にすぎないからです。

バケットリストはやりたいことがあるのか、それともないのかを自分に問う試験紙です。リストに挙げるイベントの数は関係ありません。ひとつでもあるかないかです。

おそらく2通りあります。
1️⃣ 今まで通りに慣性の法則に乗って生きる
2️⃣ 今までの慣性を少しでも変える何かを試みる

年が明けると気持ちが改まるような気がして、今年はこれをしようかな!と新たな年の抱負が脳裏に浮かんでくるものです。暦が改まる力です。
それは時間をかけて考えつくものではなく。閃き、おそらく直観ですよね?

でも、その直観で閃いたやりたいことのアイデアを紙に書き下ろしているでしょうか?
紙に書いて目の前に張り出すくらいのことをしなければ、ビールの泡のようにたちまち消えてなくなってしまいます。それでは新年の負どころか、正月三が日のに過ぎません。

だとしたら、もったいないことをしています。
夢と同じです。
まずは、直観で閃いたことを書いて忘れないようにしてみるべきです。

新年の抱負というフレーミングの問題点

直観(システム1)で閃いたことは大事にするとして、それだけでよいでしょうか?将来のことを考えるシステム2にも尋ねてみるべきです。

システム2に諮る際に、注意が必要です。
今年何をしようか?というように新年の抱負をフレーミングにしてしまうと、その新年に達成したいことだけを対象として考えてしまいがちです。即ち、小さな目標を掲げることになります。今までの経験を思い起こしてください。一年でできることはそうは多くありません。

従って、一年をフレーミングした新年の抱負では、限られた人生における優先順位を間違えてしまいます。優先順位とは着手の順番です。

また、次の問題として、来年へのと想定してしまうと、今年着手しなくとも来年着手すればよいと、自分を納得させて安易に先送りすることになりかねません。

優先順位を間違えてない?

ひとりの人生に与えられている時間は限られていることは子どもで知っています。
ですから、人生に残された時間を無視した抱負は、単にいつかはやってみたいという淡い願望にすぎません。

重要でないことを先に着手してしまうと、重要なことをやる時間がなくなります。

したがって、やりたい事を考える場合(本当にやりたければ)には、まず、人生全体においてやりたいことを考えた上で、その次にこの1年でその中の何に着手するのかを決めるべきだと思いませんか。

🔔 新年の抱負の対象は必ずしもその年にやり遂げる(完了させる)だけのことではありません。むしろ、その年に着手する人生においてやりたいことと考えるべきです。

バケットリストが先

バケットリストとは死ぬまでにやりたいこと、やり残したくないことのリストです。
死は必然であるし、いつやってくるかわからないので、抱負としてはまず、バケットリストにまとめるべきです。その上で、新年にはバケットリストを見直して今年何に着手するのかを新年の抱負とします。

バケットリストを創っていない人はこの機会に書いてしまいましょう。
やりたいことを創造し、その優先順位を決めるために役に立ちます。

将来のことを考えるタイミングはいつがよいか?

仕事、家事のない正月は、何か新たなことを考えるには最もふさわしい時期だといえます。そして、考えるのであれば、その1年のことだけではなく、100年の長い人生を俯瞰してあなたとあなたの家族の人生の物語をデザインしましょう。その人生の物語の主要なエピソードを書き出したものがバケットリストです。

人生にやり残していることの探し方は?

そうは言っても、残された人生において、何をやり残しているか、何をしたいのかすぐには浮かばない……あるいはもれがあるのではないか心配だと言う人は少なくありません。それは経験したことがないことはわからないので、当然のことです。

であれば、他人が後悔した経験から学ぶのが一番です。
しかも、それが短時間に一覧できるものがよいでしょう。様々なメディアがありますが、何が最も適切か知っていますか?

ご存じなければ、Happy Ending カードをプレイしてみてください。Happy Ending カードはやっておかないと後悔するかもしれないことを見つけるカードゲームです。49枚のカードからあなた自身が様々に連想してやりたいことを創りだすことができます。